消費者には良いインフレも悪いインフレもない気がするんだけどね

今頃訳の分からないことを言い出したよ

「良いインフレ」「悪いインフレ」?



言ってることはわからないこともないけど

その目線が明らかにトップダウンで不愉快極まりない

物流の末端、消費者からすると

この世の中に良いインフレなんてないと思うけどね( ´ー`) 


そもそも自分は良いインフレなんて

絵に描いた餅なんじゃないかと思っていたんですが・・・


一応自分の理解では

「悪いインフレ」

物流や材料費、諸々を含むコストの値上がりに押し上げられて

モノの値段のみが上がっていく状況

給与等には反映されていないため消費者にとっては悪影響のみ

茹でガエルというか真綿で首を締めあげられるというか

そう!まさに今の状況です。


「良いインフレ」

経済の状況が良くモノの売れ行きが非常に良い

モノが足りないため値段を上げてもまだ売れる

会社も儲かるので給料を上げましょう!

給料上がったので購買力上昇

さらに値上げしても大丈夫です。


コレでおおむね正しいのかな?

詳しい方、もし間違っていたら指摘してください。

素人の勝手な理解ですから・・・


話が進まないので一応これが正しい前提に立って進めると

今の世の中でそもそも「良いインフレ」なんて

発生する訳がないんじゃないかと・・・


だってみんな欲しいものないでしょ?


一昔前ならTVが欲しいとか洗濯機が必要だとか

自家用車でドライブに行きたいとかハワイに家族で行きましょうとか

まっそんな感じで旺盛な消費意欲があったわけですが

少なくともここ日本に以前のような旺盛な消費意欲はないと

自分は思うんですけどどうでしょう?



もちろんごく一部、ものすごく旺盛な消費意欲を持ち合わせている

宇宙帰りの某社長みたいな方もいらっしゃるでしょうけど

我々一般人の消費意欲なんて例え金があったところで

もうたかが知れていると思うんだよなぁ(´△`)↓


だってみんなもう持ってるじゃない


TVもあるし洗濯機もあるし必要な人は車も購入済みだし

ハワイもとりあえず一度行きました

死ぬまでにもう1回くらい行きたいですねぇ


長い時間をかけて

平均的に底上げした結果

けっこうみなさんこんな感じに

仕上がっている気がするんですが


ということで例え賃金が上がっても

大きな「良いインフレ」の波が出来るほど

消費は盛り上がらない

と自分は思うんですけど


そう思い込んでいたんですよ・・・

つい数年前まで・・・


ところがですよ欧米諸国見ると

給与が上がって消費意欲も上がってモノの値段も上がる

いわゆる「良いインフレ」的なスパイラルに

完ぺきに入っているわけじゃないですか

下手すりゃ先進国で取り残されているのは日本だけ

みたいなこの取り残され感(_□_;)!!


多分どこかで何かを間違えた

結果なんじゃないかとは思うんですが

正直自分にはよくわかりません。


ただね「悪いインフレ」の波は

間違いなくやってきているね・・・

もうある意味フロントラインにいるのでヒシヒシと感じます。


このままでいくと


値上げ→消費者がついてこれない→さらに売れない→利益が出ない→給料下がる


という逆回転すら発生しかねない(_ _|||)

どこかの学者先生、

この状況にはどんなお名前がついているんですかね?

どうにか回避する方法が

あればあらかじめ教えておいてもらえると助かります。












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