なんとなく、
どこかで丸く収めるんだろうな
と勝手にイメージしていたら
思いのほか収まらず
かなり大きな騒動になってきました。
アメリカの玩具大手ハズプロも
現在の中国生産の比率70%から
年末までに60%に下げるとのことで
おそらくこのままだと
中国玩具業界は
大きな嵐に見舞われることになりそうです。
個人的には
ここから5~10年かけて
生産地の移転が進んでいくかな
と思っていたのですが
考えていたよりも早く
生産地移転が進みそう。
ちょっと待って欲しいんだけどなぁ (´・ω・`)
というのも
当社も少しづつ移動しようと考えていて
インドネシアに行ったりしていたのですが
まだまだ生産自体は始まっていません。
今この状況でアメリカのメーカーが
他国に向かい始めると
多分キャパシティ超えちゃいます。
そうなると工場は一気に強気。
数が少なかったり
単価が安かったりして
利益が少ない注文に関しては
おそらく受注したがらない。
ウチの発注じゃ
アメリカ勢のビッグオーダーには
当然勝てるはずもなく・・・
もう少し安定してからなら
話は違ってくるんだけど σ(´Д`;)
というのも
多少眼鼻の利く工場の社長は、
小ロットだけど安定した発注
大ロットだけど不安定な発注
を上手に組み合わせて
工場運営してるので、
ウチみたいな小ロットの注文にも
それなりに意味はある。
その「安定している」と思ってもらえるまで
あと5年くらいはかかりそう。
ちなみに大ロットで安定した発注を
確保している工場は、
そもそも新規の客を探してないので
見つけるのも困難w
一方の中国は相当数のメーカーが
廃業するのではないかと予想してます。
アメリカのオーダー、大きいからね (・×・)
メインでやっていた工場は
ひとたまりもないかもしれない。
一時的に利益度外視で
注文取りに動くかもしれないけれど
工場の淘汰が進んだ後はおそらく
高値安定で落ち着いていきそうです。
歴史の教科書にも載りそうな
この大きな嵐を
どのように乗り切るか (-ω-;)
頭が痛いなぁ・・・
0 件のコメント:
コメントを投稿