眼と鼻でやるもんだと相場が決まってた。
売れるものを見ぬく眼
金の匂いがする場所をかぎつける鼻
この二つがあれば
一財産築くのもそうそう難しい話じゃなくて
現に独立して始めたばかりの人が
何本かヒット商品取って
あっという間にのし上がっていくのも
何回も目撃してきた
その雰囲気はまさに賭場
※画像はイメージです |
業界の方々もただモノならぬ
雰囲気を醸し出していて
一見してカタギらしからぬ人も多々
オオモノヤはスーツ着て仕事してないと怪しい人
雑玩屋はスーツ着て仕事してると怪しい人
たまにスーツ着てると
「あれ?今日何があるの?」
どこか倒産しようものなら
トラックで倉庫に乗り付けて
自分のところの商品じゃないものまで
全部積み込んで帰っちゃう人
朝出社してタイムカード押して
そのまま仲間の業界人と雀荘に夕方までいる人
で仕事してないから夜は元気なもんだから
毎晩のように上野や錦糸町に繰り出す人
割り振りになった
売れ筋の納品数に納得がいかなくて
怒鳴りあいの喧嘩してる人
午後3時になるとソワソワしだして
大井競馬場に行っちゃう人
(あっこれウチの父ですw)
傍から見てても楽しそうでね
良い時代でした (´ω`)
ところが・・・
最近はおとなしいもんです。
まるで水道局か電力会社みたい
利用した分だけ料金を払ってもらいます!
しかもジワジワ使用量は減っていってるの
昔を懐かしむようになったらおしまいだって言うけれど
当時は万馬券たくさん入ってたんだけどなぁ
カイジなみの一発逆転結構あったんだよねぇ
今はとてもとても・・・
なんか夢のない業界になっちゃったなぁ
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