一般の日本人の方には
同じに見えるかもしれませんが、
香港の人々は
「俺たちは中国人じゃない、香港人だ!」
と事あるごとに口にします。
そこには、
自分たちは高度な教育を受け、
イギリス仕込みのマナーを身に着けた人間だ
というプライドが見えるわけですが、
そんな香港人のアイデンティティは
風前の灯。
というのも、
2018年12月末時点での
香港の人口が748万人。
昨年と比較し
0.9%増えたようですが、
そのうち
香港で生まれた人数は6700人。
中国からの流入人口が4万2300人。
なんと
香港生まれの人口の6倍も
大陸からの方々が多い Σ(゚Д゚)
しかも香港生まれの人口の中には、
多分、最近大陸から移住してきた人々も
含まれるわけで・・・
香港の人々の口にする「香港人」は
実は減っているのではないかと・・・
結果どうなったかというと
香港は着実に大陸化していってます。
私が香港に住んでいた1995年頃、
街中で普通語を耳にすることは
ほとんどなかったのですが、
今ではどちらが標準語か
わからないレベルで耳にするし、
レストランで食べる料理の味も
心なしか大陸の風味になったと言うし、
お店のサービスが悪くなったという話も |д・)
このままでいくと、
あと10年もすると
イギリス風中華の香港は消え去って、
中国の一地方都市になってしまいそうです。
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