汕頭 今昔 NO3

汕頭の工場が色々と問題があっても
東莞や香港の工場は日々減っていき
工場が開発する新製品の量も
おのずと少なくなっていく

当然のことながらそれに伴い
商品の値段は上がっていき・・・

時代の流れとして
東莞から汕頭への生産地の移動は
もう既に避けられませんでした。


開発費用を投下できるOEMの場合は
東莞で進められるものの
オープンの商品をパッケージだけ
変更して仕入れるODMだったりすると
どうしても汕頭に頼らざる得ない


当社とエージェントも
苦い失敗と大きな損失を繰り返し
少しづつ仕事の進め方を考え

・商品ピックアップ時の工場のふるい落とし
・商品構造の第三者によるチェック
・梱包材料を東莞で手配して汕頭に輸送
・場合によっては全量検品

と水漏れの穴をふさぐように改善策を施し
状況が多少なりとも改善され今日に至っています。

ショールームの窓から見えたダチョウ農園
何故汕頭でダチョウ?

未だ不良品は散見されるものの
20年前のあの日に比べれば格段の進歩 (つд`)

今やウチのような雑玩屋だけではなく
オオモノヤの方々も
汕頭の工場に生産委託をする時代です


ただしここ最近汕頭のメーカーも
かなりバラエティに富んだ陣容になってきて

A  高級工場
    東莞のメーカーに負けない
    企画力、開発力、QCの能力を持った
    高級品メーカー
    当然値段も東莞並みかそれ以上
    香港、東莞の工場の置き換え

B  Aほどの生産能力も開発能力もなく
    コピー商品だらけ

    ただしQC等々、社長に改善の意思があり
    オリジナル商品も考えているA予備軍

C  相変わらずコピーするのみ
    QCも満足にできない
    ゴミをただひたすらに作り散らかす
    地球環境の敵w


さらに現在も汕頭の玩具メーカーの
サバイバルゲームは継続中

あと10年くらいたったら
また様変わりしてるんだろうなぁとは思います

Cに関してはすでに
他のエリアに動き始めたような話も
ポチポチと聞きますし・・・


自分としてはとりあえず
高速鉄道で日帰り出張できるようになり
お昼ご飯にピザハットで
ピザ食べられるようになっただけでも
大満足ですよ (*´・∀・)

それでも仕事終わったら
ダッシュで香港に戻って来ますけどねw


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