東莞や香港の工場は日々減っていき
工場が開発する新製品の量も
おのずと少なくなっていく
当然のことながらそれに伴い
商品の値段は上がっていき・・・
時代の流れとして
東莞から汕頭への生産地の移動は
もう既に避けられませんでした。
開発費用を投下できるOEMの場合は
東莞で進められるものの
オープンの商品をパッケージだけ
変更して仕入れるODMだったりすると
どうしても汕頭に頼らざる得ない
当社とエージェントも
苦い失敗と大きな損失を繰り返し
少しづつ仕事の進め方を考え
・商品ピックアップ時の工場のふるい落とし
・商品構造の第三者によるチェック
・梱包材料を東莞で手配して汕頭に輸送
・場合によっては全量検品
と水漏れの穴をふさぐように改善策を施し
状況が多少なりとも改善され今日に至っています。
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ショールームの窓から見えたダチョウ農園 何故汕頭でダチョウ? |
未だ不良品は散見されるものの
20年前のあの日に比べれば格段の進歩 (つд`)
今やウチのような雑玩屋だけではなく
オオモノヤの方々も
汕頭の工場に生産委託をする時代です
ただしここ最近汕頭のメーカーも
かなりバラエティに富んだ陣容になってきて
A 高級工場
東莞のメーカーに負けない
企画力、開発力、QCの能力を持った
高級品メーカー
当然値段も東莞並みかそれ以上
香港、東莞の工場の置き換え
B Aほどの生産能力も開発能力もなく
コピー商品だらけ
ただしQC等々、社長に改善の意思があり
オリジナル商品も考えているA予備軍
C 相変わらずコピーするのみ
QCも満足にできない
ゴミをただひたすらに作り散らかす
地球環境の敵w
さらに現在も汕頭の玩具メーカーの
サバイバルゲームは継続中
あと10年くらいたったら
また様変わりしてるんだろうなぁとは思います
Cに関してはすでに
他のエリアに動き始めたような話も
ポチポチと聞きますし・・・
自分としてはとりあえず
高速鉄道で日帰り出張できるようになり
お昼ご飯にピザハットで
ピザ食べられるようになっただけでも
大満足ですよ (*´・∀・)
それでも仕事終わったら
ダッシュで香港に戻って来ますけどねw
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