売り切れたからと言って必ずしも再販するとは限りません。

以前量販店のお客様メインで
やっていたころは商品の在庫が
切れたときの対応って
結構はっきりしていたんですよね


良く売れているうえに定番に残っている
=当然継続

あまり売れていないけれど一応定番
=お客様に相談の上決定

定番カット=廃版


ところがミュージアムショップメインの
お仕事になるとこの判断が大変に難しく
売れているようで売れていない
売れていないようで売れている
というような微妙な商品の在庫を
けっこう多数抱えることになりました。


こういう商品の在庫が切れた場合って営業に
「どうする?継続する?」
って聞く訳ですが
彼らの返事はだいたい決まって
「できれば継続して欲しいですね」


※画像はイメージです

そりゃあね、継続すればわずかながらも
売り上げの上積みが見込める訳ですから
ノンリスク ローリターンな訳で
彼らはそう言いますわ


でそんなことを繰り返しているうちに
在庫状況が結構カオスになりまして
3年ほど前から一定数量以下の消化しか
見込めないものは一切再販しないと決めたんですが・・・


人間なかなか割り切れないもので
中には思い入れのある商品や
定番カットしてくれという
お話をしにくいお客様なんかも居たりして


そんな心情や事情のせいで
順調に予定通り、とは言えないまでも
徐々に在庫を減らし続けていたところに

コロナですよ


2~4月くらいは中国の工場が閉鎖されていたため
商品が欲しくても入ってこない状態

一転5月くらいからは完成した商品を
積んで良いかという問い合わせ続発

いくらかブレーキはかけていたんですが
一度発注したものをキャンセルする訳にもいかず
いつまでも船積させずに積み置きさせるのも
信頼関係にひびが入るということで
6月くらいから船積み可にしたら
いやぁ笑っちゃうくらい在庫が増えまして
倉庫があっという間にパンパン

栓した洗面台にジャンジャン水を
流し込んでるみたいなモンだからね
そりゃ溢れますわ


ということでまたまた再販に関しては
一段の絞り込みが必要な状況に


お客様各位
欲しいものは買っておいてね

売り切れたからと言って
必ずしも再販しないかもしれないので


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