イグアナは電気羊の夢を見るか?

 

おはようございます。

社長がお休みのため、今日明日の2日間はデザイナー2人による

ブログの投稿になります。

本日の担当はイグアナ好き子です🦎


愛称にちなんで、動物のお話。


皆さんはペットを飼っていますか?

イヌやネコを始め、近年は様々な種がペットとして

流通するようになりました。

中にはカワウソやペンギンなど動物園でしか見れなかった種も

YouTubeなどで飼育動画を目にしますね。

そんな私はグリーンイグアナ(10歳)ギリシャリクガメ(10歳)

スーパーの卵から孵したウズラ(10ヶ月)を飼育しています。

ソファーを陣取るイグアナ



さて本題は、先日ひょんな事から、とあるサービスを無料体験しました。

「動物と会話してより理解しよう」という活動のそのサービス。

現実主義の私は普段ならスルーするのですが😓

そのサービスは「脳科学に基づき~」という壮大な謳い文句。

無料体験出来るというので、ビデオ通話で受けてみましたよ。


私「雄のグリーンイグアナ10歳を飼育しています」

カウンセラー(以下カ)「そうなんですね!お目々パチパチして挨拶してて可愛いですね^ー^(透視)」

私「??????????????????????(^_^;)」

カ「丸くて白いもの・・・ゆでたまご?ゆでたまごが美味しかった~!って言ってます♪」

私「グリーンイグアナの成体は草食性ですので動物性たんぱく質の食事は与えていませんが」

カ「・・・・・」


終始こんな感じでした。例に漏れずエスパー系。しかもかなり適当・・・。

ここからは私の個人的な感想になりますので賛否両論あるかと思いますが

まず、このサービスは動物関係なく、人間対人間のカウンセリングだと思いました。

ペットを手軽に飼えるようになった今、同じくらいペットロスに悩む方も居ます。

愛する家族を失った方の、ある種の認知療法としては良いのかなと思いましたが…


おそらく別の画面で画像検索でもしてるのでしょう。
(目線が頻繁に斜め下を見ていました)

そして彼女はヘビやモニターなどと同じく、グリーンイグアナも肉食と

思いこんでいたのでしょうね。

病に苦しむペットの相談に対し、間違った当てずっぽうのアドバイスをして

助かる命が助からなくなったらどうするのでしょうか?

果たしてコレが ”理解” と呼べるでしょうか?


よく、イヌが夢の中で走っていて実際に寝ながら足が動いている様な

動画を目にすることがありますが、イグアナもやります。

彼らは好き嫌いもあり、興奮や退屈もします。

平日は早く起き、休日はのんびり起きるほど人間を観察しています。


私の考える「動物と話す」というのは、決して会話のキャッチボールを

しようということではなく、その種を知り、その個を知り、

理解しようとよく観察していくことだと考えています。

飼育本を読み漁るのも大事ですが、

人間だってその人の経歴を洗いざらい調べるよりも、

理解しようと思いながら長い時間を共にしたほうが理解るはずです。


ペットを飼うという事は人間のエゴではありますが

決して生き物に対してデメリットしか無いわけではありません。

自然に触れる機会が減ってきている今、ヒトと別の種が

お互いを観察しながら共生する事は素晴らしい体験だと思います。

幼少期のペットと過ごした体験から動物に興味を持ち、

実際に保護活動や研究へ進む人もいるかもしれません。


商品デザインでも、種の特徴やチャームポイントは

なるべく表現できるように頑張っています。

そして今回の無料体験は、より一層生き物の魅力を

”正しく”伝えていきたいと思える機会になりました。




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