色の指定方法 - 希望の色を出してもらうのって結構難しい

ここ数年3Dプリンターが

普及したおかげで希望の形状を

作ってもらうことに関する

ハードルはぐっと下がりました

平面図→CAD→3Dプリンターの流れで

比較的リーズナブルに

驚くほど速く立体のサンプルが出来ちゃいます。


それと比較すると依然として

進歩していないと思われるのが「色出し」

これ印刷物と成形物じゃ

難易度が全く異なります。


一昔前と比較すると

印刷物に関しては

ずいぶんと楽になりました。

20年前なんてキャラクター物の印刷時

中国の印刷工場に色見本もって

貼りついてないと進行スケジュールに

間に合わないことが

ザラにありましたからね

印刷工場のスタッフに

スゲー嫌われてましたよ

「あの日本鬼子また来てやがる、残業確定だわ」

そんな顔して睨まれてましたw(´_ゝ`)


今は黙っててもそこそこ

まともな色が出てくるのでまぁ楽なこと

コレって技術進歩なんですかね?

それとも意識改革?(´・ω・`)

フィギュアなどもPantoneで着彩指示を出します


ただ印刷物と比較すると

進歩があまり見られないのが成形物

一応パントーンという

カラーチャートを利用して

成形色指定するのですが

まぁイメージ通りの色が出てこない

工場によっては

成形物のカラーチャートを

用意してくれるところもあるんですが

こっちの希望色なんか

そうそう入っていないので

シビアな色出しの時は

色々なものを購入して

成形物を渡して

現物指定したりするんですが

それでも間違ってくるからね(´・ω・`)


挙句の果てに

「成形材料が違うから同じ色は出せない!」

って啖呵切りやがる!

色が出せないならキャンセルするぞって

脅すとあっさり良い色出てきたり( ゚д゚)


ひょっとしてこんな原始的な方法で

成形色指定してるのって

ウチみたいな苔会社だけなのかな?


なんか良い方法ないもんですかね・・・


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