売れる商品 売れない商品

20数年このお仕事を
続けてきても今一つ分からない

売れる商品?
売れない商品?


ただ一つだけたどり着いた真理は

パッと見てなんだかわからない
商品は売れない



大手の大物玩具メーカーは
おそらく話が別で
長期にわたってその商品の使い方や良い点を
消費者の方々に説明する
予算や手段を持っているから


例えばホビー系の商品

ベイブレードやミニ4駆は
地道な大会の開催によって
根強くマーケットに浸透しているので
どれほど時間が経っても
一定量のマーケットは確保できてる


店頭イベントなんかもお決まりの手

土曜日曜、夏休みなんかに
イベントスペースでやってる
メーカーの社員が手取り足取り
商品の使い方と魅力をお伝えするアレね


もっと手軽なところでは
売り場にDVDとモニターを設置しての
遊び方説明

売り場の什器にチョコッと置いてあるヤツ


さらに予算に余裕があれば
雑誌やTVへのパブリシティとか

あらゆる手段でその商品の魅力や使い方を
伝えていくことが出来る訳だけど・・・


一方当社のような苔会社の場合

予算 ない
長期計画 ない
アイデア ない

幸せを数えたら片手にさえ余る
不幸せを数えたら両手両足でも足りない訳ですよ


じゃどこが商品の売れ行きを左右するのかと言うと

見た目(笑)

※画像はイメージです

もうこれしかないの

どんなに性格良くても
どんなに安定した職業についてても
どんなに家柄良くても関係ないの

我々に必要とされてるのは見た目のみ
ある意味究極のビジュアル系


どんなものだかわかりやすい
どんな使い方だかわかりやすい

外見でこの要素に欠けている雑玩は
売れないと信じています。


そりゃそうだよね
通りすがりの店頭で
ウチの商品に目を合わせてくれる時間
おそらく10秒足らず

その10秒でどうにか
商品を手に取ってもらう必要がある

おそらくそこで手に取ってもらえないと
先々そのお客様にお会いする可能性は
限りなく0に近いから


結果お買い上げいただいた後に
消費者の方々をがっかりさせることも多々・・・


そりゃそうだよね
パッケージに入っている時は
商品の実力以上に良く見えることに
我々全力注いでますから

開き直りもここまでくると清々しいなw


ということで
商品の魅力が伝わりやすいパッケージ
少しでも”盛れる”パッケージを目指して
今日もデザイナー、工場との打ち合わせは続きます。


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