もう自動車の玩具を作ることはないかもしれない

賛否両論あるだろうし

別に優劣を語るつもりは全くないので

そこは誤解してほしくないのですが

自分は鉄道よりは自動車派です。



運転するのも見るのも

そしておもちゃを開発するのも

どちらかと言えば自動車が好き(○´艸`)


もちろん鉄道の玩具も作っていましたが

その点数たるやおそらく1/50くらいでしょうか


父の時代は知的財産なんてほとんど考えていなかったので

許諾もいただかないで車名も形状もそのまま利用させていただき

内容証明を頂戴したなんてことも・・・

いやあったらしいよ(;'∀')

当時のカタログ これでも少し減ったあと


自分が商品開発をするようになってからは

ちゃんと許諾を頂戴して大手各社の監修も

受けて色々と作らせていただきました。

ラジオコントロールカーだったりプルバックの自動車だったり

今でこそイルカやジンベイザメの会社ですが

一昔前は自動車がメインだった時代なんてのもありました


ところがいまや自動車の商品って・・・2点くらい?

そしてその2点ともに許諾が必要なものではなく

なんかよくわからん謎の自動車w


もちろん以前に比べると売れなくなったから

というのもあるけれどもう一つの理由は

以前に比べて許諾関係が煩雑になったから(;´Д`)


20年ほど前って比較的おおらかで

各自動車メーカーの方々も玩具に対する許諾を

ちょっとしたPRや子供に対する啓蒙活動くらいに

とらえている節があったように思うんですよ。


「子供に対してウチの会社やウチの車の

 宣伝をしてくれるならまぁ多少のことは大目に見てやるか」


誤解を恐れずに言わせてもらえばこんな感じ(*´ω`)σ


だからウチのような弱小メーカーも

お金もほとんど払わずに

有名な名前と形状にただ乗りさせていただいて

色々な商品を作らせてもらえたのですが・・・


時代は変わった


いまや各メーカーともにがっちり知的財産管理をされています。

会社によってはちゃんと年間著作権料のミニマム設定まで

されているので作るか作らないか、どれくらい売れるのか、

全く予想がつかないにもかかわらず

一定額を必ずお支払いしなければいけなくて

ウチのような微弱メーカー(炭酸かw)

にはとてもとても・・・(>ω<、)


おそらくこの手の知的財産管理に必要な経費くらいは

許諾受ける側に負担してもらえよ

ということではないかと思うんですが

将来のユーザーである子供たちに対するアピールの場は

間違いなく減っていると思うんですよ


もう各メーカーさんともに子供に対する

PRなんて要らないんですかね

子供のころに刷り込まれた好みって

間違いなく大人になってもベースとして

残ると思うんですけどね

ちなみに自分は父がトヨタ派だったので未だにトヨタ好きw


もしそこのハードルさえ下げてくれるなら

NSXやクラウン、デリカの変形ロボットとか

色々な実在の車の前、中、後を

自由に組み合わせることができる

ブロックなんてぜひとも作ってみたいんですがね


まっウチあたりに許諾しないで

T社辺りに頼んだほうが良さそうだけどさw








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